こんにちは、とよこです。
昨年、2か所の自治体にふるさと納税をしました。
おかげで、美味しいエビが食べられたり、その地方で使える金券をいただいたり。
自己負担2000円×2で、これはいいわぁ~とホクホクしておりました。
ところが先日、確定申告に行った際、とんでもない間違いをしてしまったのです‼
そのせいで、一部の料金を自己負担することになり、とっても損をしてしまいました・・・ガ―(´・ω・|||)―ン!!
本当はワンストップ特例制度(※ 後述します)を利用したかったのですが、昨年は医療費がたくさんかかってしまい確定申告に行かなければいけないことがわかっていました。
確定申告は初めてじゃないし、準備も万端!のはずだったのですが…
そこで今回は、私の復習の意味もかねて、ふるさと納税をする時の注意点を調べてまとめてみました。
ふるさと納税をするときの注意点!
これは、大きく分けて3つの注意点が挙げられます。
① 寄付金の上限をしらべる
② 寄付申請者の名前はご主人の名前にする
③ 医療費控除等の申告を予定している人はワンストップ特例制度は利用しない
それでは、詳しく見ていきますね。
- ① 寄付金の上限をしらべる
ここで言う寄付金とは、年収に対してどのくらいの金額を寄付するとお得かな?という金額の上限のことです。
寄付金の上限は、ふるさと納税ポータルサイトなどでも確認出来ますね。 寄付をされる方が必ず調べるところだと思います。
- ② 寄付申請者の名前はご主人の名前にする
共働きで、収入が多い方は別ですが、パートをされていたり、専業主婦の方については、ここはとても重要です。 パートや専業主婦の方は、寄付申請者の名前は、ご主人にしないといけません。今回私が間違えてしまった部分ですが、ここを間違えてしまうと、はっきりいって 損 をします。
ふるさと納税は所得税の還付と住民税の控除をするために行うものなので、まず税金が発生するくらいの所得がなくてはなりません。
また、住民税のほうも、ご主人と奥様では支払額が違うと思います。(ちなみに住民税の控除は、上限2割となっています)
ということは、ご主人の①で調べた限度額を奥様のほうに適用しようとしても、上限を超えてしまうのです! 超えてしまった分はどうなるかって…自己負担です! ガ―(´・ω・|||)―ン!!
奥様のクレジットカードを使って支払う場合でも、寄付申請者の名前をご主人にすることは可能だそうです。寄付をする自治体などに、確認をしてみて下さい。
大切なのは、受領書の名前が、ご主人になっているかどうかです!
- 医療費控除等の申告を予定している人はワンストップ特例制度は利用しない
先にワンストップ特例制度の申請をして、その後に医療費控除等を含む確定申告が行われた場合は、ワンストップ特例制度の申請はなかったものとみなされてしまいます。
ワンストップ特例制度とは? ワンストップ特例制度とは、確定申告をおこなわなくても、ふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組みです。 ふるさと納税先の自治体が、1年間で5自治体までであれば、この制度を活用できます。
ふるさと納税ワンストップ特例制度の申請条件 ● 寄付を行った年の所得について確定申告をする必要のない人 ● 1年間のふるさと納税納付先自治体が5つまでの人
確定申告でふるさと納税を入れないと、「ふるさと納税をしないバージョン」での確定申告の情報が上書きされてしまうので、ワンストップ特例で申請したふるさと納税の情報は無効になってしまうそうです。
間違えた~!そんなときは。
②の寄付申請者の名前をご主人の名前にし忘れた場合
私の場合は、受領書を税務署に提出後に間違いに気づいたので訂正は出来ないようですが( 次に書く※印の理由により)、提出する前であれば、各自治体に名前の変更ができるかどうか、確認してみて下さい。
(自治体によっては、支払い完了後の名前の変更はできないというところも多いようですが…。)
③ 先にワンストップ特例制度の申請、その後に医療費控除等を含む確定申告をしてしまった場合
ワンストップ特例制度の申請が取り消されてしまうことに気付いたのが確定申告の期日(3月15日)を過ぎてしまっいても、焦ることはありません。
医療費、ふるさと納税ともに期限を過ぎても5年以内なら訂正を受け付けてくれるそうです。
医療費控除等とふるさと納税をあわせた金額で申告書を再度、税務署に提出すれば大丈夫です。
※ 最初に提出済みの確定申告書類は、訂正があると申し出ても戻してはもらえませんので、再度作成して提出します。 間違いに気付いたら、税務署に問い合わせてみてくださいね!
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~オマケ~ 確定申告に行こう!持っていくもの
● 家族全員分のマイナンバー(番号がわかればOK) 申告時には、家族全員の名前とマイナンバーを書く欄があります。● 印鑑(認印) 銀行印でなくても大丈夫。
● 振込先の通帳かカード 銀行名、支店名、口座番号がわかればOK。
● 医療費などのレシート 前もって、人ごとにまとめて計算しておくと良い。
後記
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まとめ
ふるさと納税をする時の注意点
① 寄付金の上限を調べる ふるさと納税ポータルサイトなどで、年収に対するお得な寄付金額の目安を算出しておく
② 寄付申請者の名前はご主人に 扶養内で働いているパート主婦、専業主婦の方は、ご主人の名前じゃないと損!
③ 医療費控除等の申告を予定している人はワンストップ特例制度は利用しない 先にワンストップ特例制度を申請すると、その後に確定申告すると、ワンストップ特例制度の申請は取り消されてしまう
申告会場は、こみあっているため流れ作業的にことが進みます。 また、対応してくださる担当者も、全ての質問に答えられるとは限りません。
できれば、わからないことはある程度事前に調べておくことをおすすめします。
税金は難しくて全部はなかなか覚えられませんが、ピンポイントで調べると頭に入りやすいように思います。個人的な感想ですが、基礎的なことはネットよりも本のほうがわかりやすいような…。
ある程度わかるようになれば、ネットの情報はかなり使えます!
美味しい思いができるふるさと納税、きちんと理解して賢く利用したいですね!