少し前にスーパーへ友達と買い物に行った時のことです。 レジ前に並んでる乾電池を見て、友達が、
「アルカリ電池とマンガン電池の違いって何だろうね」
って言ったんです。
そういえば私も、とっさにちゃんと説明出来る程知らないかも・・・って思って。
身近にあるけど、意外によく知らないアルカリ電池とマンガン電池。 私も気になったので、アルカリ電池とマンガン電池の違いを早速調べてみました。
アルカリ電池とマンガン電池の違い
アルカリ電池とマンガン電池の違いを早速上げてみますと、
- ● アルカリ電池
電解液として、アルカリ性の水酸化カリウムが使われている。
● マンガン電池
電解液として、塩化亜鉛または塩化アンモニウムが使われている。
正直、
ムズカシクテヨクワカラナイ (^^;;
まず『電解液』を調べてみると、電気を通す性質のある溶液、という意味のようですね。 その溶液として、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、それぞれに違うものが使われているんですね。
でも電池を使う時にイチイチ、これはアルカリ電池だから『アルカリ性の水酸化なんちゃらが使われているから・・・』とか考えないですよね^^;
なので、普段使うために知っていると役立つ違いについて調べてまとめてみました!
アルカリ電池とマンガン電池の使い方の違いは?
● アルカリ電池
パワーがあるので、大きな電流を必要とする機器に向いている。
(たとえば・・・ラジオ、CDプレーヤー、玩具、電子ゲーム、ランタンetc)
● マンガン電池
休みながら使うと電圧が回復するので、微量の電気を少しずつ使う機器に向いている
(たとえば…ラジオ、懐中電灯、時計、リモコン、タイマーetc)
・・・ん?
どちらにも ラジオ が???
実はラジオって、使用方法によって合う電池が違うんです。 たとえば・・・
● 天気予報や渋滞情報が知りたい! など、ちょっと聞きたい時には、マンガン電池
● ラジオを聞きながら勉強や家事をしたい! 大きいパワーのアルカリ電池が向いてる
使用方法に合う電池を入れると、長持ちしやすくなるようですので、ご参考までに♪
- 指定されている電池以外の電池を使っても大丈夫?
- アルカリ電池に向いている機器にマンガン電池を使っても機器に異常はでないです。 ただコストを考えるとパワーを使う機器にはアルカリ電池が適しています。 注意が必要なのは、時計やリモコンなどの、取扱説明書に「マンガン電池をご使用ください」と書いてあるもの。 マンガン電池が必要なのは微量の電気を少しずつ使う機器。 そこにパワーが大きいアルカリ電池を入れてしまうと、過放電をして液漏れする可能性があるのだとか!
とりあえずアルカリ電池を使えばいいと思っていたから、機器によって種類を変えるなんて考えもしなかったわ(・_・;
今まで、マンガン電池は安くてすぐ使えなくなっちゃうぐらいにしか思ってなかった・・・。
ここまで調べてみて、
● アルカリ電池とマンガン電池は一緒に使っても良いのか? ● 正しい保存方法! ● 乾電池を長く使う方法
この3つの事が気になったので、追加で調べてみました。 (何も知らなかったから気になることだらけ💦)
乾電池の危険を回避する使い方
- アルカリ電池とマンガン電池は一緒に使っても良い?
- ダメ です!
パワーがあり長時間使えるアルカリ電池と、休みながら使う方が良いマンガン電池を一緒に使うと、力が弱いマンガン電池が先に無くなりアルカリ電池もマンガン電池を充電しようとして早く無くなってしまいます。
それ以上に怖いのが、液漏れの原因になったり機器の故障に繋がる可能性があることです。 最悪、電池が破裂してしまうかもしれません。
このことから電池は、
● 銘柄(商品名) ● 種類(アルカリ電池、マンガン電池)
は同一のものを使うのをオススメします。
また新しい乾電池と使用途中の乾電池も一緒に使うのは同じ理由で好ましくありません。
もし乾電池が液漏れしてしまったら、絶対に触らないで下さい。
触ってしまったら流水でよく洗いながしましょう。 万が一目に入ってしまったら、よく流水で洗い流した後、医師に診てもらって下さい。 皮膚の炎症や、目の障害を起こす可能性があります!
だから、乾電池は子供の手の届かない所に保管しましょう。
そういえば私、母(子供達のばあちゃん)に玩具の乾電池を交換する時は、危ないから子供が寝てる時にしなさいね。と言われてたんです。
危ない? と思いつつ母が言うから、乾電池は子供に触らせないって感じだったんですが、ちゃんと理由があったんですね!
しかも本当に危ない・・・母の言うこと聞いておいて良かったです。 (ばあちゃんありがとう!)
- 正しい保存方法は?
- 高温多湿をさけて保存しましょう。
とくに、湿って水分に触れる事が良くないです。 水分に接触すると漏電を起こしてつかえなくなります。
とすると… 昔の人が言ってた「冷蔵庫で保存すると長持ちする」っていうあの都市伝説は…
冷蔵庫から出したら、温度差で結露おこしてサビやすくなるだけでなく、液漏れを起こす可能性まである(゚o゚;; やめましょう!!
- 乾電池を長く使う方法は?
- 乾電池は開封してなくても、自然放電していますので、買い置きをするより必要な時に使う分買った方が長く使える可能性が高いです。
よくある大型店での商品の入れ替えの時、なぜ乾電池も処分セールされているんだろうと思っていたけどこの為だったんですね。
今まで、安く買えてラッキーって思っていたけど、もしかしたら損してた!? ∑( ̄□ ̄;)
私、あこには子供が二人いるのですが、子供の玩具って乾電池を使うものが意外と多いので、電池は買い置きをすることが多くて。
でも、だいぶ放電してしまっているものを買って使っていたのかもしれません^^; 勿体無いことしてたのかも・・・。
後記
まとめ
● アルカリ電池は、大きな電流を必要とする機器に向いている。
● マンガン電池は、小さな電流で休みながら使う機器に向いている。
● アルカリ電池とマンガン電池は一緒に使ってはいけない。
● 保存する時は、高温多湿をさけ、決して冷蔵庫には保管しない。
● 乾電池は自然放電するのでまとめ買いをさける。
改めて乾電池について調べてみたら知らないことばかりで目からウロコが落ちました。 ただ、値段が高いか安いかだけだと勘違いして使っていてましたが、これからは使う物によって乾電池を変えなきゃですね!
それに、私が一つ気になっている点があって。 電池が自然放電するというなら、防災バッグに入れてある乾電池ってもしかしてやばいかしら?
前に買ってから、1度も買い替えしていない・・・ (しかもアルカリ電池しか入れてないから、ランタン用にアルカリ電池、懐中電灯用にマンガン電池と2種類入れた方が良さそうですね(^_^;)
あと、買い替える時わかりやすいように、買った日を油性ペンで書いておかなきゃ!
入れ替えリストにも書き足し、忘れずにします。(最近災害が多いから怖くて!)