こんにちは、あこです。

以前神社の参拝方法を調べていて、寺院の参拝方法も気になったので調べて見ました^_^ (関連記事:神社の参拝方法! 基本の服装と作法とは?

神社と寺院では参拝方法が少し違います。

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神社の参拝方法と重複する所もありますが、異なる事もありましたので、今回は参拝方法第2弾として寺院参拝方法を書いていこうと思ます。

寺院の参拝方法

お寺での作法!
お寺での参拝方法を順番に挙げさせて頂くと、

① 山門や仁王門の前で一礼。

② 参道の端を歩く。

③ 手水舎で手や口を清める。

④ 線香やろうそくを供える。

⑤ 参拝

このようになっています。 それぞれを見ていきますね。

  1. ① 山門や仁王門の前で一礼をする。

    山門や仁王門の前では一礼を!
    先ずは、きちんと仏様に挨拶をしてから寺院へ入りましょう。

    入門する際、門の足元にある敷居は跨いで潜りましょう。 敷居には、俗世と聖域を隔てる境界の意味がありますので踏むことは良くないとされています。

    また諸説ありますが、敷居は境界の為、俗世でも聖域でもない不確かな怪しげな場所なので足を踏み入れてはいけない所、そのため踏んではいけない、とも言われています。

  2. ② 参道の端を歩きましょう。

    参道の中心は仏様の通り道であるので真ん中は避けて歩いて下さい。

    寺院は以前神社と寺院の違いでも書きましたが、お坊さんが修行をしている場です。 仏様の教えを学ぶ場なので、騒がず心静かに参拝して下さい。

    しかし、お子さんが少し騒いでしまったとしても仏様はお心が広いのできっと許して下さります(o^^o)

    と、言いつつも… 周りに迷惑がかからないように気をつけなければいけないと母である私はいつも思ってしまいます。 そして、必要以上に叱ってしまうT^T

    難しいですね~(>_<) (愚痴になってしまった…話をもどします。)

  3. ③ 手水舎で手や口を清める。

    寺院によっては設置していない所もあります。その際はそのまま進みましょう。

    手順は神社と一緒です。(※ 下に動画があります)

    ① 先ずは右手で柄杓いっぱいに水をすくいます。 ② 左手から清め、柄杓を左手に持ち替え右手を清めます。 ③ もう一度右手に柄杓を持ち替え、左の掌に柄杓の水をうけてこれで口をすすぎます。 ④ 最後に柄杓を立てるようにしながら柄を洗い流して下さい。

    ※手水舎の水を口に含む事が拒まれる時は素振りをすれば大丈夫です。

    この一連の動作を最初にすくった一杯で行うことが出来ると素敵ですね。 (大人に見えるのは私だけでしょうか?^o^)

    ※この後、寺院によっては鐘がつける所もあります。 つける場合は、寺院での作法に順ってついてください。 また、鐘がつける寺院であっても、参拝後につくのは「戻り鐘」といって縁起が悪いとされています。 後から(帰り際など)にはつかないで下さい。

  4. ④ 線香やろうそくを供える。

    本堂の近くに燭台や香炉がある時は参拝前に供えましょう。

    献灯には世間の闇を明るく照らし仏様が正しい道に導いてくださるという意味があります。

    献香は仏様をもてなし、身を清める為に行うとされています。

    この時、他の参拝者の火から火を貰い移すと他人の業(罪や悪い物)を貰ってしまうと言われているので、必ず自分のライターか備え付けられている着火台から着けましょう。

    他人の業を貰ってしまうなんて、怖い ∑(゚Д゚)

    でも確かに、私の勝手なイメージですが人のものを無断で奪うような感じがしますから、そんな事仏様がお許しになるはずがないですものね。

  5. ⑤ 参拝

    お賽銭は、仏教ではお布施の意味があります。 お布施は、仏様に差し上げて自分の煩悩を捨てる修行の一つです。 煩悩を捨てる修行と言ってもお布施の金額に決まりはありません。

    仏教では身の丈に合わない贅沢を禁止していますので、その時の気持ちでいいそうです。

    お賽銭を入れたら、両手をぴったり合わせる
    お布施を納めたら胸の前で両手をぴったり合わせ挨拶します。

    鰐口(わにぐち)があれば静かに鳴らします。 ※鰐口とは、本堂の前中央に上から下げられている仏具をいいます。 (神社でいう鈴のような物になります。)

    参拝は、姿勢を正して目を瞑り静かに胸の前で両手をぴったり合わせます。 この時心の中でお願い事をして、最後に深く一礼します。

    ※ 寺院によってはお願い事をする前に唱えるお言葉がある所もあります。 その際は、本堂前に書かれていると思いますのでそちらを見ながら唱えて下さい。

    仏教では、右手が仏様、左手が自分自身と言われています。

    なので、右手と左手をぴったりと合わせる事で仏様と一体になれるとされています。 一体になれた時に願いを伝えるんですね^_^

帰りの際、参拝を通る時も端を歩きましょう。

山門や仁王門をくぐる時も敷居を跨ぐ事を忘れないで下さい。 くぐりましたら、門の方に向かい直して深く一礼してから帰りましょう。

所作の一つ一つを目の前にいらっしゃる仏様に失礼がないようにと心がけられれば自然と、スムーズに出来るように思いました。

また一つ一つの所作には有難い意味があるんですね。

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寺院に参拝する時の服装

寺院へ参拝する時はシンプルな服装がオススメ
服装については、露出が多いファッションや華美な服装は避けた方が好ましいです。 (※ 神社への参拝も同様です)

また、殺生を連想してしまうことから毛皮や皮製品(男性の皮靴は除く)は好ましくないと言われています。 動物の絵柄が書かれている物も同じ理由でさけたほうがいいです。

アクセサリーについても刃物をモチーフにしている物は殺生を連想してしまうので避けましょう。

前述しましたが、仏教では殺生や身の丈に合わない贅沢を禁止していますので、なるべくシンプルな服装で行かれることをお勧めします。 なので、Tシャツにジーンズといったラフな服装で大丈夫ですが、身だしなみの意味でサンダルは避けられたほうがいいかと思います。

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後記

まとめ

●参拝方法

①山門や仁王門の前で一礼する。 門に入る時、敷居は絶対に踏まず跨いで通る。

②参道の中心は仏様の通り道なので端を歩きましょう。 寺院はお坊さんが修行をされる所なので、なるべく静かに参拝しましょう。

③手水舎で手や口を清める。 ※また、この後鐘がつける寺院ではつかせてもらいましょう。 正し、寺院の方の指示に順って行ってください。

④線香やろうそくを供える。 ただし、他の人から火を貰ってはいけない。 他の人の業を貰ってしまうと言われています。必ず自分のライターか着火台から火を着けましょう。

⑤参拝。 胸の前で両手をぴったりと合わせる。 本殿の前で少しお経を唱える寺院もあります。少し難しく感じますが、となえましょう。

●華美な服装や露出の激しい服装や殺生を連想させる服装は好ましくない。

寺院の参拝方法を調べていて思ったのですが、煩悩の塊の私でも寺院に参拝に行けば少しでも悟りが開けるのだろうか?

んー (・・?) よし!この参拝方法をマスターする為に寺院にも行ってみようと思います。

そして、煩悩をおさえて優しくて明るい暖かなお母さんになれるように、めざそうかな ^_^ (あれ??これも、煩悩なのかな???)

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