こんにちは!あこです。
私、結婚するまで美容師をしていたんです。 (なんの告白?)
それもあってか、先日友達から子供の髪の毛の手入れの仕方を聞かれました。
友達の子供は髪が少しカールしていて、まだ髪質が子供らしい細く柔らかい髪の毛なので、どうしてもパサパサしている感じに見えてしまうのが悩みのようでした。
その時は私の知っている範囲でヘアケアの仕方を伝えました。 でも…
そこで、きちんとアドバイスする為にもう一度勉強し直しました!
髪の毛が常に生え変わっているってご存知ですか? 子供の髪の毛は特に赤ちゃんの髪から子供の髪へ、そして大人の髪へと生え変わります。
1年前と髪質が違う‼︎
何てことよくあります。なので今回は、絶対抑えておきたいヘアケアの仕方を書きます!
子供のヘアケアの仕方!
ヘアケアの仕方を順番に挙げさせて頂くと、
① ブラシング
② 予洗いをしっかりする。
③ 洗う、すすぐ
④ リンス
⑤ 乾かす。
では、順番に書いていきますね。
-
1.ブラシング
シャンプーをいきなりするのでは無く、乾いている段階で一度ブラシで頭皮からしっかりとかしてあげて下さい。 この時、髪の毛が引っかかるようならムリに頭皮からとかさず、毛先からとかして絡みを取ってあげましょう。
☆この時に使うブラシはできればクッションブラシを使ってあげると頭皮への負担が減ります。 なければデンマンブラシなどでも大丈夫です。ここで良く頭皮からとかすことで頭皮などに着いた汚れを浮き上がらせます。
うちの子供達はコレが嫌いで上の子はため息つきながら「まだ?」と冷た〜い目で鏡越しに睨んでます😅
下の子の時はその日に幼稚園で歌った歌を聞いておいて、一緒に歌おうと言うと歌ってくれるので、鏡を見せずに とかしちゃいます😄 上の子も年中さんまではそれで誤魔化せたのになぁ〜😥
-
2.予洗いをしっかりする
コレ大事です!
要はすすぐのですが、髪の毛に着いた汚れの70%はコレで取れます。
普段濡らす程度で終わらせている方は倍以上の時間すすいで下さい。 汚れが取れるだけで無くシャンプーの泡立ちも良くなります。
予洗いをしっかりした後の泡立ちの良いシャンプーはする方も気持ちが良いですよ😄 泡がふわふわで私好きなんです😊
表面の髪だけで無く中の方の髪の毛も良くすすいであげて下さい。 要領としては、頭皮全体を濡らす感じですすぐと良いと思います。
シャワーヘッドを頭皮にくっつけちゃうとやりやすいかもしれません。
-
3.洗う、すすぐ
先ほど書いたように汚れは約70%予洗いで取れています。 なので髪を洗うと言うよりも頭皮を洗って下さい。
特に洗い残しがでやすいのが耳の後ろと襟足です。 女の子の場合髪の毛が長いと洗いにくいですが、どうしてもムレやすいですし、子供は大人より新陳代謝がいいので古い角質がでやすいのでしっかり洗って下さい。
しっかり洗った方がいいからと言っても洗いすぎも必要な油分を取ってしまう原因になりますので、シャンプーは1回で充分です。
使うシャンプーは今使っている子供用の物で大丈夫です! 量はお子さんの髪の質や量によりますが概ね、小指の第一関節ぐらいが目安になります。洗い方ですが、 ● 頭をボールを持つように支えて指を開いて ● 指先で両手を使い ● 耳の辺りから頭頂部に上がっていく要領でジグザグに進めて行く このようにすると洗いやすいと思います。
次にすすぎですが要領としては予洗いと一緒です。
この辺りで子供の「まだーねーまだー」と言う声が聞こえそうですが(T ^ T) めげずに進みます‼︎
すすぎはしっかりとして下さい。 シャンプーが頭皮や髪の毛に残っていると細菌が繁殖してしまいフケや匂いの原因となりえます。
※ 3〜4歳ぐらいまでのお子さんまたは髪の毛がショートで普段からリンスを必要としていないお子さんは、④はとばして⑤へ進んで下さい。
-
4.リンス
まずは、毛先から3分の2上辺りから毛先にかけて、シャンプーと同量ぐらいのリンスを軽く揉み込むようになじませます。
次に目が荒いコームで根元からとかします。
すすぐ時は頭皮に着いてしまったリンスを洗い流す要領で流します。 この時、少し毛先にリンスが残っている感じがするぐらいがいいです。
使うリンスは普段使っている子供用リンスで大丈夫です。
特に時間を置く必要が無いので、素早く済ませここで時間短縮をしようと、いつも私は必死です😅
-
5.乾かす
優しく水分をタオルに吸い込ませるようにタオルドライします。 この時、ボブ以上の長さがある子は、タオルで髪の毛を挟み込みポンポン軽く叩く要領でタオルドライするとやり易いかもしれません。
ある程度髪の毛から水分を取ることが出来たら、次はドライヤーです。
まず根元を良く乾かして下さい。根元が乾いてきたらドライヤーを持っていない方の手で、髪の毛がピーンとなるように引っ張るような感じでドライヤーをかけます。
これを全体にして、完全に乾かして下さい。
ドライヤーを嫌がる子は多いですが、乾かさないで寝ると細菌が繁殖するだけでなく、髪の毛が擦れて傷む原因になります。
じっとしているのが嫌いなうちの子達はやはり「コレきらーい」と毎日言ってます😥 まぁ毎日聞き流してますが😅
心の中では「いつか私に感謝するさ😝」と思ってます。
これでもまだパサパサ感がある場合は、週に一度オイルトリートメントをしてみてはいかがでしょうか? オイルトリートメントって聞くと難しそうに感じるかもしれないですが、簡単ですよ(^_^)
オイルトリートメント
まずは使うオイルですが、天然のオイルなら大丈夫です。 例えば…
● 柚子油
● 杏油
● 椿油
● 馬油
● ココナッツオイル
が代表的な物でしょうか。
私は椿油が好きで使っています。 でも友達は杏油を使っていると聞き、今使っているものが終わったら使ってみようかな?と思案中です😊
好みがあるので、どれがいいとは言えません。色々使ってみるのもいいですね😊
それでは、オイルトリートメントの仕方です!
-
オイルトリートメントの仕方
ブラッシングを、シャンプーの仕方の時の①の手順でします。 その後、お好みのオイルを髪の毛全体がしっとりするまでなじませます。
この時つげの櫛でとかしてあげると尚いいです。 なければ、手でとかしてください。
あとは、②の予洗い~⑤の乾かす、までを上の手順でして下さい。
ツヤサラーな髪の毛に仕上がるとついニンマリしてしまうのは、子供達には内緒です😏
後記
- まとめ
①しっかりブラッシングする。 ②予洗いをしっかりとして汚れなどをおとす。 ③シャンプーはしっかり、でも1回だけ。 ④リンスは毛先を中心にする。 ⑤ドライヤーは絶対かける。
子供は新陳代謝がいいので基本はトリートメントはしなくていいと言われています。 でも体質によってどうしても必要な子も居ます。
大人のトリートメントは、パーマやヘアカラーをしている前提でできている物が主流となっています。 パーマもヘアカラーもしていない子供には不向きだと思います。
先ずは、シャンプーの仕方などを試して頂けたら嬉しいです。