こんにちは。 DIY女子のとよこと申します。
最近、古民家風のカフェとか、ヴィンテージ風家具の作り方がはやってますね。
新しく材料を用意してイチから作らなくても、今ある家具をちょっと塗り替えるだけでも、雰囲気がガラっと変わります。
例えば・・・
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Before
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After
でも、ペンキはあと始末が大変… 楽しい塗装作業のあとに、
● 使ったハケを洗わなきゃとか、
● 残った液体どうしようとか、
あ~めんどくさいってなりませんか?
そこで登場するのが、ワトコオイル!
これは、木材の内部に染み込んで発色するため、木目を生かした自然な風合いに仕上がる塗料です。
多少塗りムラがあっても味になるので、素人でも気軽に使えるスグレモノです。 ちゃんとフタをしめておけば、保存もでき、ハケではなくウェスで塗るので、使い終わったら燃えるゴミでオッケー!
これに、更にもう一手間かけて、オリジナル家具を作ってみましょう!
レトロな古民家風家具の作り方!準備&実践!
用意するもの
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● ワトコオイル (今回はW-13 ダークウォルナットを使用)● ガスバーナー ※ 火器取り扱い注意! (ホームセンター等で1000円~2000円くらい。そんなに高くないもので充分です)
● ウェス(いらなくなったタオルやTシャツなどをカットする)または、スポンジ
● 紙ヤスリ
● 新聞紙
● 汚れてもいい服装
- あったほうがよいもの
● 輪ゴム ● 割りばし ● 軍手 ● マスキングテープ
それでは、レトロな古民家風家具の作り方いってみましょう!
まずは下準備からです。
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1.準備
新聞紙で養生。塗りたいものの下にひく。 必要に応じてマスキングテープをはる。 ※ 養生とは、望んでいない所に塗料が付くのを防止(塗料が壁や床を汚さない)するために行うことです。
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2.既存の家具に、全体に軽くヤスリをかける。
このとき、ところどころムラがあったほうが味がでるので、好きなところをすこし多めに削っておく。
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3.ガスバーナーで軽くあぶる(やけど防止のため、軍手を着ける)
※ まわりに燃えやすいものがあったらどかし、火事にはくれぐれも注意して下さい。
このとき、調節つまみでガスの量は少なめにして火をつけ、少しあぶったら離す、を繰り返す。 表面をなでるようにバーナーを動かしながらあぶって、木目の部分は少し濃いめになるようにすると味がでる。
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4.あぶったあとの表面をウェスなどできれいにふいたら、ワトコオイルをウェスやスポンジに含ませて、全体に塗る。
オイルは、紙皿や紙コップなどに出して、ウェスを輪ゴムでしばったものに染み込ませて塗るとやりやすい。 (めんどうな私は、割りばしにウェスを巻いて、輪ゴムでとめて、そのままワトコの缶につっこんで塗ってました)
また、誤って床等にこぼしてしまったときも、こぼしてすぐなら、中性洗剤を薄めてウェスに含ませて拭けば、ちゃんときれいになります。
ただ、目地に入ってしまうとなかなかとれないので、あらかじめ新聞紙などをひいて養生しておくことをおすすめします!(洋服についてしまうと落ちづらいので、作業中は白地の服は避けたほうが無難です)
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5.塗り終わって、5分くらい経ったらウェスかスポンジでこする。
あまり時間がたつと表面がベトベトしてくるので、置きすぎない。
あとは一晩くらい、乾くのを待てばオッケーです。
色が薄いな~と思ったら、ワトコオイルを何回か繰り返し塗ってみて下さい。
ガスバーナーは、グラタンやクリームブリュレなどに焦げ目をつける時にも使えて便利です! 大抵のホームセンターで買えると思いますので、探してみてください。
ワトコwaxは、保存ができますので、他の家具にも塗ってトータルコーディネートできます。
後記
私は、1200幅のリビングのテーブルをリサイクルショップで1000円で購入し、失敗したもいいや~くらいの軽い気持ちでやってみました。
最初はヤスリをかけて、ワトコオイルを塗って仕上げたのですが、なにか物足りない。 バーナーを使うのは、結構勇気が要りましたが…!
結果は大満足。
最初は反対していた夫も、「いいじゃん」と言ってくれました♪